子供に絵本を読んでもらう習慣をつけたい!と思っているパパ・ママは多いのではないでしょうか。
でもいざ絵本を選んで買うことは意外と難しく、以下のような悩みがあると思います。
- 絵本の種類が多すぎて選ぶのが大変
- 絵本って意外と高価なのでたくさん買えない
- 絵本を置くスペースがないほで厳選して買いたい
- 子供が興味を持たずに読まなくならないか心配
私も本屋に行っては悩んで、いろいろ検索して、、と大変でした。。
そんな中でも子供が普段から興味を持っている動物や乗り物などの絵本はきっかけとしては適しており、読んでくれる期待も高くなりやすいですよね。
子供が興味を持ったジャンルの絵本は、子供にとってもパパ・ママにとってもお気に入りの一冊になりやすいです。
今回は我が子のように、電車が好きな子供が絵本を読むことがを好きになるきっかけを与えてくれた電車の絵本を厳選して5冊紹介したいと思います。
電車好きなお子さんはきっと絵本を読んでくれるようになり、絵本が好きな子供に育ってくれると思います。
今回紹介する絵本は色々なブログに掲載されていたり、保育園や図書館にあるものが多いです。
また、我が家ではこの他にも20冊近く色々な電車の本を読んでみましたが、実際に買って読んでみて、食いつきが良かったり、繰り返し読んでくれる絵本を厳選しています。
きっと電車好きのお子さんは気に入ってくれる本だと思いますので、ぜひ試してみてください。
電車好きの子供におすすめする絵本 年齢別の厳選5冊
電車好きの子供におすすめしたい絵本を年齢別に厳選して5冊紹介します。
どの絵本も我が家のこてつは喜んで読んでくれて、2歳9か月ごろには覚えて暗唱する本も出てきました。
がたんごとん がたんごとん (0歳~)
本屋さんでもAmazonなどでも常にでんしゃ絵本ランキングでは上位で紹介され続けている名作絵本です。
我が家もそうでしたが、でんしゃの本デビューはがたんごとんがたんごとんというお子さんも多いと思います。
文字の量も少なくて読みやすく、がたんごとんというリズムも聞いていて気持ちが良いですね。
ページ数が少なく、すぐ読み終えてしまいますが、我が家のこてつは何度も何度も「もう一回」と飽きることなく繰り返し読んでくれました。
がたんごとんの言い方をアレンジしたり、クセを強くすると、キャッキャと笑ってくれるので、楽しく読みたいときにはいろいろ試してみるのも面白いと思います。
せんろはつづく (1歳~)
こちらも定番絵本のせんろはつづくです。
子供たちがさまざまな場所にせんろを作っていく物語です。
子供たちのかわいい姿やせんろ周辺の情景の描写にいたるまで、絵のテイストもとてもやさしく描かれています。
1回読むと、何度も何度も読みたくなる絵本ですね。
我が家のこてつはこの本も「もう1回!」と繰り返しリクエストをしてくれます。
せんろはつづくシリーズは合計3冊出版されています。
我が家は全種類読みましたが、特に気に入ったのはせんろはつづく どこまでつづくでした。
新幹線やディーゼル機関車など、いろいろな種類の電車が出てくることが好みだったようです。
せんろはつづくは、せんろをつなげていくことがメインのお話なので、でんしゃが好きな子供はせんろはつづく どこまでつづくのほうが楽しめるかもしれません。
こちらは様々なシーンに合わせて、いろいろな種類の電車が登場して連結するので、連結が好きなお子さんも喜んでくれると思います。
シリーズ3冊のセット売りもあります。
一気に揃えたい方はこちらが良いですね。
カンカンカンでんしゃがくるよ (1歳~)
カンカンカンでんしゃがくるよは踏切を渡る色々な電車を動物たちと一緒に眺める絵本です。
子供ってなんでかわからないですが踏切が好きですよね!(笑)
そんな踏切が大好きなお子さんにうってつけの一冊です。
我が家のこてつも踏切が大好きで、この絵本を読むときは一緒に「かんかんかん!」と声を出しながら読んでいました。
読み聞かせるのにも良いですが、一緒に声を出して楽しむことができる絵本だと思います。
しゅっぱつしんこう (2歳~)
しゅっぱつしんこう!はとても歴史がある絵本です。
なんと発行日が1984年!
私が生まれる前からあった絵本みたいです(←どうでもよい)
絵本の中身は、おかあさんと娘のみよちゃんがでんしゃを乗り継いで、離れたところに住んでいるおじいさんの家に向かう物語です。
絵本に登場するでんしゃは時代を感じる古風なイラストが多く、新幹線はでてきません。
最新の新幹線が大好き!というお子様には向かない可能性もありますが、ストーリー自体は理解しやすいです。
我が家のこてつも新幹線が好きですが反応は悪くなく、ところどころに書かれている「しゅっぱつしんこう!」に合わせて喜んで読んでくれています。
3歳になった今でもたまに取り出して読んでいるので、昔から愛され続け、長く読んでくれる絵本だと実感しています。
しんかんせんでいこう (2歳~)
最後のおすすめ絵本はしんかんせんでいこうです。
我が家のこてつは大好きな絵本ですが、先にパパ・ママへの2つのデメリットを伝えておきます。
注意点ですが、大判のパノラマ絵本であるためのデメリットなので、内容に関してではありません。
- 大判であるため、収納場所に困る
- 少し重たいので、仰向けの読み聞かせは大変
高さが29cmあるので、普通の絵本がフィットして収まる本棚だと収納場所に苦慮します。
我が家もこの1冊は横向きにして収納しています。
また、大きい分重さも多少あるので事前に理解はしておいたほうが良いと思います。
この絵本は上記のデメリットはあるものの、内容はとても素晴らしく、こてつは一時期は毎日この本を読み聞かせにリクエストしていました。
こてつが気に入っており、おすすめしたい点は3つあります。
- 左右(表裏)どちらからでも楽しめる
- 出てくるでんしゃの種類が豊富で飽きない
- 描写が細かく日本各地の地名た名所を覚えられる
左右(表裏)どちらからでも楽しめる
1冊の絵本で2通りの楽しみ方があるのは、読み聞かせをするうえでもメリットになります。
同じ絵本を読んでいるのに、まるで違う絵本を読んでいるかのような気持ちになり、楽しみ方が2倍になります。
当初はそんなにメリットはないと思っていたのですが、子供には意外と受けが良いことがわかりました。
片方から読み終わると、「今度はこっちから!」と繰り返し読むことを要求してくれます。
1冊で2倍楽しんでくれるのはうれしい限りですね。
出てくるでんしゃの種類が豊富で飽きない
2つ目は出てくる電車が豊富であることです。
新幹線、特急、在来線などの有名どころはおおよそ網羅されています。
ドクターイエローも一部で登場するので、我が家のこてつも大興奮でした。
絵本でここまで細かく描かれているのは私も見たことがなく、いろいろな電車を見つけるという遊び方も楽しむことができます。
日本各地の地名や名所を覚えられる
この絵本のコンセプトは北海道から九州まで、日本列島の各地を電車で走ることです。
合わせて電車の停止駅や各地の観光名所も描かれているので、楽しく地理の勉強もできます。
大好きな電車を見ながら勉強もできるので、一石二鳥ですね。
我が家のこてつは電車を見つけては、「あ、あそぼーい!」「サンダーバード!」などと教えてくれます。
一緒に絵本を読むときの声掛けのコツとして、「この電車はなあに?」と聞きながらコミュニケーションをとることもできますね。
色々なでんしゃを覚えだしたころに質問すると、得意げに教えてくれるので、子供の自己肯定感の向上にも役立つと思います。
知育も兼ねたおすすめ絵本
厳選した5冊以外に知育も兼ねたおすすめ絵本を紹介します。
子供は興味があることだと、どんどん吸収していきますよね。
知育や早期学習といった観点でも、電車と一緒に学ぶことで楽しんで学習してくれます。
あいうえお でんしゃじてん (2歳~)
電車と一緒にひらがなが学べる優れものです。
電車の線路がひらがなになっており、電車が走るように指でなぞってひらがなを覚えてくれます。
我が家のこてつも、この絵本を見ることで3歳になるまでにほぼすべてのひらがなを読めるようになりました。(書くのはまだ難しいようです)
強制して覚えさせるというよりは、一緒に絵本を読んでいるうちに自然に覚えた感覚が近いです。
電車の写真がいっぱい おすすめ図鑑
電車の写真がいっぱいの図鑑はビジュアル的にも喜んでくれます。
写真を見ながら名前を教えてあげると理解の深まり度合いも高くなりますね。
じぶんでよめる でんしゃずかん (2歳~)
新幹線、特急、観光列車など全国の多種多様な電車が写真付きで掲載されています。
電車好きな子供は思わず夢中になってしまいますね。
我が家のこてつも隅々まで図鑑を眺めて読んでいました。
この図鑑のおかげで2歳半ごろには図鑑に載っている電車の名前はほぼすべてわかるようになりました。
でんしゃずかんは普通の絵本サイズでありそれほど大きくないので、旅行の際にも持っていくことができます。
写真の中の電車を見ながら現物に合うことができるのは、子供にとっても想い出に残る貴重な体験になると思います。
まとめ
今回は電車好きの子供が読んでくれるであろう、厳選5冊を紹介しました。
0歳から4歳ぐらいまで楽しめる5冊になっているので、お子さんの年齢に合わせて選んでいただくのが良いと思います。
- がたんごとん がたんごとん
- せんろはつづく
- カンカンカンでんしゃがくるよ
- しゅっぱつしんこう
- しんかんせんでいこう
ぜひ興味がある絵本をきっかけにして、絵本が好きな子供に育つことに役立ててもらえると嬉しいです。