2歳頃になるとごっこ遊びに興味を持ち始めますね。
興味を持ち始めたころに、ごっこ遊びのおもちゃがあるとより楽しんでくれそうです。
- ごっこ遊びをするようになったけど、もっと楽しめる方法はないかな
- いろいろなごっこ遊びを楽しんで発想力を広げたい
- ごっこ遊びに興味を持ってもらいたいけどいい方法がないかな
この記事ではごっこ遊びを通じて身につく力とおもちゃの選び方のコツを紹介したいと思います。
我が家で楽しんでいるおすすめのおもちゃも厳選して3つ紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
ごっこ遊びの狙いと身につく力
ごっこ遊びをすること自体楽しいですが、知育や子供の成長に関しても効果があります。
どのような力がつくのか、その理由についてまとめます。
コミュニケーション力
ごっこ遊びをするときに意識したいのはコミュニケーション力です。
生まれてから成長するにつれてパパ・ママとのとのコミュニケーションから祖父母、保育園の先生、お友達といったように周囲の人とコミュニケーションをとる機会が増えていきます。
周囲の人と上手にコミュニケーションをとっていくことは小さいときはもちろん、大人になっても重要。
小さいときからパパ・ママとごっこ遊びに取り組むことで、コミュニケーション能力や社会性も自然と身についていくことが期待できます。
ごっこ遊びを通して相手に何かを依頼したり、相手の希望を聞いたりすることで周囲の人の気持ちがわかるようになります。
自分の意思を示しながらも相手の意見も尊重するような子供に育ってほしいですね。
知識・言語能力
ごっこ遊びをすることで、パパやママ、保育園の先生に教えてもらいながら身の回りにあるもののおもちゃを触ったり使ったりすることができます。
そうしているうちに自分から言葉を発することが多くなり、知識が身に付いていきます。
言語能力が身につく流れはインプットして学んでからアウトプットすること。
ごっこ遊びは遊びながら、インプットとアウトプットを楽しく自然にできるので知識や語学能力の向上が見込めますね。
より効果的にするにはパパやママがゆっくり、はっきり会話したり、楽しく復唱してもらうことです。
子供が話す時間を多めにとることを意識するだけでも知識の定着や言語能力の効果が向上します。
絵本のようにインプットを意識した取り組みと、ごっこ遊びのようにアウトプットを増やす遊びを意識して取り組むとバランスが良いですね。
考える力
ごっこ遊びは子供がメインで何事も進んでいくことが多いですよね。
子供なりに色々考えて自分なりのストーリを想像するため考える力がつくと思います。
さらに、大人が声掛けをすることで子供はさらに深く物事を考えることができます。
3歳ぐらいでおままごとをする際には「なぜ?」や「どうして?」という声替えを意識して組み込むことで子供が考えるきっかけを与えてみましょう。
最初は難しさもあると思いますが、子供の論理的思考力、考える力を育むにはごっこ遊びがよい練習の場になると思います。
ごっこ遊びのおもちゃの選び方
ごっこ遊びを始めるにあたり、おもちゃを準備したくなりますよね。
でも世の中にはいろいろなおもちゃや自作できるおもちゃもあって選ぶのもなかなか難しいと思います。
まずはおもちゃを選ぶコツやポイントを紹介したいと思います。
子供が興味を示すごっこ選びを見つけよう
まず大事なのは子供が興味を示してくれるごっこ遊びを見つけることです。
ごっこ遊びをするのは子供自身なので、好きな職業やシーンを観察しながら適切なおもちゃを見つけてあげましょう。
どんなおもちゃが良いかわからない場合は、保育園での過ごし方を観察したり、先生に聞いてみるのが良いと思います。
おもちゃ売り場に試せるおもちゃが置いてある場合も多いので、店頭で試してみるのも良いのではないかと思います。
普段の生活に生かせるごっこ遊びにトライ
普段の生活でごっこ遊びが生かせるおもちゃだとさらに良いですね。
おままごとであれば食事の時に生かすことができますし、お店屋さんごっこであればお買い物のときに積極的にお店の方とコミュニケーションをとってくれるかもしれません。
ごっこ遊びで経験したことがあれば子供もどんなシーンでどのようにコミュニケーションすればよいかのイメージがしやすくなると思います。
積極的に周囲の人とコミュニケーションをしてほしいという想いがあるパパ、ママはなるべく身近なごっこ遊びをしてみても良いかもしれません。
憧れの職業になれるようなごっこ遊び
ごっこ遊びの魅力の一つは普段経験できないことを、想像の世界で演じられることだと思います。
電車が好きであれば電車の運転手、病気を治してもらったお医者さんなど、子供が憧れる職業のごっこ遊びもおすすめです。
ごっこ遊びを通して世の中のお仕事に興味を持つことができ、疑似体験することで社会性を学ぶこともできますね。
ごっこ遊びの種類とおすすめおもちゃ厳選 3つ
ごっこ遊びのおもちゃは自作することもできますが、ここではすぐに本格的なごっこ遊びができるおもちゃを紹介したいとおもいます。
紹介するおもちゃは我が家でも2歳頃からいままでずっと使っているものなので、ぜひ参考にしてみてください。
おままごと+キッチン
おままごとはごっこ遊びの定番ですよね。
野菜を切って、炒めて、鍋に入れて煮て、など料理の過程を楽しむこともできますし、作ったご飯を分け合って食べることもできますね。
おままごとでおすすめなのは「アンパンマンのおしゃべりすいはんきと和食セット」と「おままごとキッチン」です。
アンパンマンのおしゃべりすいはんきと和食セット
おすすめできるポイントは3つあります。
- 男の子も女の子も楽しめる
- 配膳マナーが身につく
- 定食屋さんごっこもできる
男の子も女の子も楽しめる
我が家は男の子なのですが、姪っ子のお家にこのセットが置いてあり、二人で楽しそうに遊んでいました。
最初は興味を示さないかなと思っていたのですが、姪っ子が楽しそうに遊んでいるのをみてドはまり。
炊飯器を操作して「ごはんたけたよー!」と教えてくれたり、「たまご焼きどーぞ」といった具合でパパやママに取り分けてくれていました。
2歳から5歳まで年代がバラバラのいとこ達楽しそうに遊んでいるのを見ると、男女や年齢を問わずに遊べるおもちゃだと思います。
配膳マナーが身につく
このおもちゃには配膳シートが付属でついているため、ご飯やお味噌汁、おかずの並べ方を身に着けることができます。
遊び方で参考になったのはyoutubeの動画です。
「ごはんはここ、お味噌汁はここ」と言いながら並べることで、どこに並べたら良いかがわかるようになったようです。
おままごとをしながら配膳ルールも身に付き、一石二鳥ですね。
「アンパンマン おままごと すいはんき」などで調べると遊んでいる動画があるので参考にしてみてください。
定食屋さんごっこも楽しめる
このおもちゃはおままごとだけでなく、定食屋さんごっことしても遊ぶことができます。
「お魚ください!」「ご飯ください!」と子供に注文して、お金を渡すことで簡易的な定食屋さんごっこができます。
子供にお願いすると、元気よく「はい!」っと返事をしてスピーディに提供してくれますし、「ご注文は何ですか?」とコミュニケーションをとることもできます。
最初に簡単にパパ、ママが見本を見せてあげることで、スムーズに定食屋さんごっこも始められますね。
おままごとキッチン
もう一つおすすめなのはおままごとキッチンです。
我が家では2歳の誕生日にプレゼントしてからいままで、飽きることなく使っています。
男の子だし、あまり興味ないんじゃないかと思っていましたが、
妻が絶対に買うべき!と譲らずに購入しました。
あまり興味を持たないと偏見を持っていたのですが、毎日1回はお料理するぐらいヘビーローテーションになっています。
考えてみると、保育園や有料の遊び場には結構このようなキッチンがあり、男女問わずに使っていることが多いですね。
下の戸棚をレンジのように使ったり、子供の想像力に合わせて色々な使い方ができると思います。
このおままごとキッチンの良いポイントを3つ紹介します。
- 木のぬくもりが感じられる
- デザインがナチュラルで部屋になじみやすい
- 思ったほどは大きくない
木のぬくもりが感じられる
このおままごとキッチンは天板などが木製でできているのでぬくもりを感じられます。
塗料は使っていますが、べたべたする感じもなく手触りが良いですね。
付属の鍋やフライパンもありますが金属の感触はありません。
小さい子供がおままごとに使うのに無機質な感じのものは嫌だなと思っていたので、このキッチンにしてよかったポイントです。
デザインがナチュラルで部屋になじみやすい
海外製のおままごとキッチンなどは割とカラフルで目立つ色合いが多いです。
好みや部屋の雰囲気もあると思いますが、我が家はなるべくインテリアになじませるような色合いやデザインで選びました。
このおままごとキッチンは色合いが落ち着いており、部屋にうまくなじんでくれるところが気に入っています。
思ったほど大きくない
おままごとキッチンは大きいものが多く、存在感があったり邪魔になることを懸念される方もいると思います。
このおままごとキッチンはそれほど大きいサイズではないので、意外と部屋に置いても邪魔にならないです。
我が家は賃貸ですが、リビングの一角に置いてもそれほど邪魔になっていません。
「一軒家でリビングにゆとりがないとおけない…」と迷われている方もチャレンジしてみる価値はあると思います。
実際の寸法も測ってみたので参考にしてみてください。
高さ:約75cm、奥行き:約30cm、幅:約60cm
お医者さんごっこ
もう一つ紹介するのはお医者さんごっこです。
お医者さんごっこのおすすめおもちゃもアンパンマンシリーズです。
アンパンマンのおもちゃは色々なジャンルで完成度が高くてよくできていますね。
おいしゃさんセットDXには聴診器、注射器、体温計、お薬など、診察に必要な機器が一式そろっています。
我が家のこてつも聴診器を使ってしっかり診察してくれます。
お薬はパパ・ママに選んでもらうスタイルで「どのお薬がいいですか?」と聞いて、お薬を渡してお医者さんになりきっています。
どの機器も子供向けでかわいらしいものが多いので気に入るお子さんが多そうですね。
付属のお医者さんバッグの中に道具を全部しまうことができるのも良いポイントです。
ただし、少し入れにくさはあるので、2歳前半ぐらいの小さいお子様が使う場合は片付けのお手伝いが必要になる可能性があります。
他の商品と比較してもAmazonであれば割とお手頃な価格で購入できるので、迷われている方も試しに買いやすいと思います。
お店屋さんごっこ
お店屋さんごっこは一番身近なごっこ遊びだと思います。
小さいお子さんも一緒に買い物に行くことが多いと思うので、店員さんとのやり取りに生かすことができますね。
我が家ではまだ購入していないのですが、購入を検討したものとしてアンパンマンレジスターがあります。
(またアンパンマンです(笑))
レジスターのレビューを見ると良い評価が多く、1歳半から4歳頃まで長く使えるのがポイントです。
今どきのキャッシュレスにも対応しているみたいです。
お店屋さんごっこを普段からしていれば、コンビニやスーパーなどで率先してお手伝いしてくれるかもしれませんね。
購入した際にはより詳細にレビューをしてみたいと思います。
まとめ
今回はごっこ遊びで身につく力から選び方までを解説し、我が家で使用してよかったおもちゃを厳選して紹介しました。
子供とごっこ遊びをすると思ってもいなかった会話に発展したり、子供ながらの新たな見方も表現してくれます。
子供にとってもパパ・ママにとっても素敵な時間を過ごせるようにごっこ遊びをぜひ楽しんでみてください。